4月18日(土)22時現在、発達中の低気圧の影響で東北地方太平洋側では大雨となっています。この時間は特に宮城県内で本降りの雨が降っていて、風も強く荒れた天気となっています。
福島県や宮城県内では、降り始めからの雨量が100mmを超えているところがあり、川の増水や土砂災害のリスクが上昇中です。
自宅内での避難も視野に
22時現在、宮城県と仙台管区気象台は、土砂災害警戒情報を以下の地域に発表しています。
【警戒対象地域】
仙台市東部 仙台市西部 白石市 蔵王町 七ヶ宿町 川崎町
これらの地域では雨で地盤が緩んでいるため、地形によっては土砂災害が発生しやすくなっています。
崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、自宅の中でも斜面と反対側の上階で過ごすなど、安全に配慮するようにしてください。
新型コロナウイルス感染症の流行により避難の判断が難しくなっています。今回の雨では大規模で多発的な土砂災害が発生する可能性は高くないとみていますが、もし危険な地域との認識がある方はためらわず避難をしてください。
一方で、避難所での感染リスクだけでなく、夜間の避難では増水した水路や冠水等、外に出ること自体に危険を伴うこともあるため、先述のように自宅内のなるべく安全な場所に留まるなど、避難所へ向かう以外の選択肢をとるのも賢明な判断といえます。
ウェザーニュース
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース