東京電力は15日、福島第1原発3号機の原子炉建屋にある使用済み核燃料プールからの燃料取り出し作業を16日に再開すると発表した。当初は未使用の燃料を取り出していたが、早ければ11月からは強い放射線を出す使用済み燃料に着手する。
プールは建屋の最上階にあるため、燃料を構内にある共用プールに移し、より安定的に保管する。炉心溶融(メルトダウン)した1~3号機のうち、東電は4月に3号機で初めての燃料取り出し作業を開始。7月までに未使用燃料28体を取り出し、設備点検に入っていた。
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