立憲民主党の枝野幸男代表は6日、北海道旭川市でコメやトウモロコシを栽培する農家を訪れ、後継者不足など農業従事者が抱える問題について意見交換した。臨時国会では日米貿易協定が農業に与える影響などについて政府の対応を追及する方針で、国内農家を支援する姿勢をアピールした形だ。
これに先立ち、北海道名寄市で記者団に「貿易交渉で第1次産業に影響が出るような譲歩をしたのは間違いない。(合意の)全体像が明らかになっていない」と指摘。「関係者が不安に思うのは当然だ。譲った部分についてどう国内対策を打つのかを示してもらわないといけない」と強調した。
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