藤牧幸一
東京都江東区長選をめぐって公職選挙法違反(買収、有料ネット広告)の罪で在宅起訴された前区長・木村弥生被告(58)の初公判が18日、東京地裁であり、前区長は起訴内容を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、木村前区長は柿沢未途・前衆院議員(53)=同罪で有罪判決=に説得されて昨年4月の区長選への立候補を決意し、選挙支援も受けた。
検察側は、柿沢前議員の盟友で、区長選で中心的な役割を担った元区議に対し、「投票取りまとめなどへの報酬」として、木村前区長が選挙後に区長室で現金100万円を自ら渡したと指摘。投票を呼びかける有料のネット広告は、柿沢前議員から勧められ、「知名度向上になる」と考えて実施した、と説明した。
「苦渋の決断」で虚偽説明
被告人質問で木村前区長は…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル