筋野健太
まるでシャワーのように垂れ下がる「しだれ梅」が城南宮(京都市伏見区)で見頃を迎えている。神苑(しんえん)にあるピンクや白色の花約150本がほぼ満開。参拝客たちは「こんなきれいな梅は初めて」などと話しながら夢中になって写真を撮っていた。好天に恵まれた5日は入園に約30分の待ち時間が続くほどの参拝客でにぎわった。
同宮によると、今年の見頃は例年並みの12日ごろまでという。禰宜(ねぎ)の川崎重寿(しげひさ)さん(58)は「今年は新型コロナウイルス感染拡大前の人出に戻った。ここで春一番先に咲くのが梅なので、見て心を明るい方に向けてほしい」と話した。問い合わせは城南宮(075・623・0846)へ。(筋野健太)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル