関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受け取っていた問題をめぐり、元大阪市長の橋下徹氏は6日朝、フジテレビの報道番組で関電が設置する第三者委員会への就任の意思を問われ、「報酬次第です。しっかりやる代わりにきちんと報酬をもらいますが、関電は僕みたいな人間をよう入れんでしょう」と述べた。
必要な報酬額は「やっぱり経営陣と同じぐらいもらわないといけない」としつつ、「これは金品授受の問題というよりも、会社の体制の問題。ある意味で大きなリスクを抱える原発を運営することができる会社なのか、そこが一番問題。僕は今その体制でないと思っている」との認識を示した。
第三者委には、筆頭株主の大阪市が市が推薦する委員を入れるよう、関電に申し入れている。松井一郎市長は3日の市議会で、橋下氏について「有力な推薦候補だ」と答弁していた。(吉川喬)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル