客を集めてスロット賭博をさせたとして、警視庁は東京都新宿区歌舞伎町2丁目の賭博店「バカボン」の責任者荒木孝弘(51)=同区百人町2丁目=と、従業員真仁田洋平(34)=同区若松町=の両容疑者を常習賭博容疑で現行犯逮捕し、11日発表した。押収した携帯電話のデータなどから、約3千人の顧客を抱えていたとみられるという。
保安課によると、2人は6日夜、歌舞伎町2丁目の雑居ビルの地下フロアに47台のスロット台を設置し、客に賭博をさせた疑いがある。同課は20~30代の客12人も賭博容疑で現行犯逮捕した。いずれも容疑を認めているという。
同店は年中無休の会員制で、正規のパチスロ店では設置が認められていない射幸性の高い機種を置いていた。1点20~100円の高レートで客に賭けさせ、店内で換金していたという。
伝票などから、店では昨年6月以降に少なくとも約1億7千万円を売り上げていたと同課はみている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル