愛知県は、新型コロナウイルスに28人が感染していたとする11日のPCR検査にミスがあり、実際に感染が確認されたのは4人だったと訂正しました。
愛知県によりますと、県の衛生研究所で11日に実施した検査で、新型コロナウイルスの遺伝子を抽出する工程でミスがあり、陽性者の検体が他の検体に飛び散りました。
この結果、本来陰性だった24人が誤って陽性と判定されていたということです。
愛知県は11日に28人の感染が確認されていたと発表していましたが、正しくは4人でした。
中でも死亡後に陽性と判定された一宮市の80代の男性は、通夜などが営まれることもなく火葬されたということです。
また、陰性にも関わらず陽性とされて入院していた6人のうち、東海市の80代の男性は、感染者と2時間同室だったということです。
ミスは検査を依頼した4人全員が陽性と判定されたことを不審に感じた新城保健所の指摘で発覚、県は今後、「遺伝子の抽出工程を複数人で確認するなどして再発防止に努めたい」としています。
県内の感染者は、12日の名古屋市の2人を含めて326人となります。
東海テレビ
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース