7月23日、辛坊治郎が、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。政治・経済・文化・社会・芸能まで、一日の出来事の中から独自の視点でニュースをズーム、本質を解説する番組再スタートの12日目を展開。前日22日に続き、辛坊が独自に調べた情報を元に新型コロナウイルスにまつわる「不都合な真実」を語った。
「日本で言うと緊急事態宣言、世界的に言うとロックダウン等の措置が、どれだけ効果があったかが見えるデータが衝撃的なので紹介します」 辛坊治郎は、前日の同番組で予告していた通り、ある研究機関の研究者から、新型コロナウイルスに関するデータを手に入れた。 これは、全世界のGoogleのスマホデータと各国の感染者数や死亡者数などを数学的・統計学的にデータ化したものだが、これまで様々なデータを独自に調べてきた辛坊にとっても衝撃的なものだったとのこと。その中でも辛坊が最も驚いたデータを、この日の番組で次のように紹介した。 「注目はスウェーデン。イタリアやスペインのように強烈なロックダウンを行った国もありますが、スウェーデンは(ロックダウンを)やらなかった。このスウェーデンの死者数(100万人当たり)のデータを見ると、4月の後半がピークで、その後右肩下がりとなっている。これはロックダウンを行った他のヨーロッパの国々と変わらない推移なんです!」 人口当たりの死者の“数”としては他の北欧の国と比べて多いが、これはスウェーデン独自の高齢者に対する医療体制に関わるものだろうと推察。それよりもロックダウンをした国としない国の死者数の“推移”が同じだということに注目した。
そのほか、データからわかる特徴的な事象として、以下のように紹介。 「オーストラリアは、ここのところ急激に感染が拡大していることが改めてわかる。オーストラリアに海外から入国する際は、2週間程度島に隔離する対策をしているにも関わらずひろがっている」 「アメリカは確かに感染拡大しているが、死者数(100万人当たり)は、4月中旬から下旬をピークに下がっていて、現在は三分の一程度」 そして、「このデータを見ると、このウイルスについていったいどういうウィルスなのか、今まで言っていたことや思っていたことを損得とか抜きにして考え直さなければいけないのではないか」と提言した。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース