3日午後6時35分ごろ、広島県福山市内海(うつみ)町で「民家の1階から火が出ている」と、119番通報があった。福山地区消防組合によると、木造2階建ての民家が全焼。焼け跡から性別、年齢不明の2人が心肺停止の状態で見つかり、その後、県警が死亡を確認した。
県警福山西署によると、この家には90代男性と70代女性の夫婦が住んでいたが連絡が取れないといい、身元や出火状況などを調べている。
近くに住む60代の男性は「『火事だ』と声が聞こえて、あわてて窓を開けて外を見たら、火柱が2階よりも高く上がっていた。怖かった」と話していた。
現場は福山市南西部に位置し、漁港に近い住宅街。(松島研人、高橋俊成)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル