ラグビーW杯の4強が出そろい、クライマックスが近づく中で、渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸理事長は、ラグビーファンのマナーの良さについて「理想的だった」と語った。
日本が敗れた20日の南ア戦の直後は、駅前のスクランブル交差点中央付近で、日本代表応援歌「ビクトリーロード」を歌い騒ぐ集団が一時発生したが、商店街に被害はなかった。海外からの観光客を含め、マナーを守るラグビーファンが多かったという印象を持っているという。多くの人がお店の中でお酒を楽しみ「日本代表の活躍も合わせて、渋谷センター街としても、非常に喜ばしい日だった」と振り返った。
対照的に、小野氏は今月31日に迫るハロウィーンでの騒ぎに警戒感を強めている。昨年はトラックをひっくり返しすなどして逮捕者も出るなど、非常識な行為で周囲に迷惑をかけるケースが多発した。商店街は大量のゴミ放棄や券売機を破壊され、火災が発生するなどの大混乱状態だった。
小野氏は、商店街として酒の販売の自粛や区や警察と連携し、警備を強めるとした。また、先日行われた「即位礼正殿の儀」をテレビで観覧し、「若者も日本に生まれてよかったと誇りに感じたと思う」とし、ハロウィーンで騒ぐ若者に「騒ぐなら自分の町で騒げ」と警告した。【佐藤勝亮】
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース