「コロナ落ち着いたら行きます」。新型コロナウイルスの影響で経営が厳しい飲食店に対してかけられるそんな言葉に、「溺れてる人に『仕事終わったら助けにきます』って言うのと同じ残酷さを感じる」とツイートした人がいる。「無理してこの時期にお店に行って、と言いたかったわけではない。行けないとわざわざ伝える気遣いが迷惑になることがあると知ってほしかった」と話す投稿主に聞いた。
フォロワーが8万を超えるツイッターアカウント「おいでよ名古屋」(@oinagoya)。愛称は「おいなごちゃん」で、名古屋の飲食店や観光地の情報を「名古屋においでよ」のフレーズとともにつぶやいている。
運営者は25歳で、県外出身だったが2015年に名古屋に住み始め、翌年にアカウントを開設した。
きっかけは、ネットで名古屋のことを調べても目的の情報になかなかたどり着けなかったことだった。
長く住んでいる人たちに聞いても、返ってくる言葉は「名古屋には何もない」。情報誌や情報サイト、地元の人たちが気づいていない魅力を発信しようとスタートした。
これまで紹介してきた店の数は、閉店したところも含めて約2500件。非営利で活動しているため、仕事のランチや休日に遊びに行った際に立ち寄った店を投稿している。
二つのツイート
そんなおいなごちゃんアカウントが今月6日、こんなつぶやきを投稿した。
「私が行ったことがある場所だ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル