滋賀県は15日、東近江市在住の50代の清掃会社員の男性が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。県内の医療機関に入院しているが容体は安定しているという。県内での感染者確認は2人目となった。50代の妻もせきの症状があり入院中。
県によると、男性は3日に38度4分の発熱で同市内の医療機関を受診した。4日以降、熱が下がることもあり、12日までの間に市内の会社に出勤。夜間はアルバイト先の小売店で接客もしていた。通勤には自家用車を利用し、常にマスクをつけていたという。
12日以降も38度以上の発熱が続き、14日に同じ医療機関を受診。医師が保健所に連絡、県の施設でウイルス検査をした結果、15日に陽性が確認された。
県によると、男性は妻と2人暮らし。海外渡航歴はない。男性の職場に濃厚接触者がいる可能性が高いとみて調べている。(新谷千布美)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル