九州を中心に各地の被災地を飛び回るボランティア団体が「サンタさん」を募集している。クリスマスの25日、熊本県内の仮設住宅で暮らす人たちにお菓子やおもちゃのプレゼントを届ける計画だ。
企画しているのは、災害ボランティアのNPO法人「日本九援隊」(福岡県大野城市)。2014年の広島土砂災害や16年の熊本地震などで被災地に入り、片付けや復旧作業を行うボランティア活動を続けている。
25日には、熊本県の人吉、八代両市の仮設住宅を訪れる。昨年7月の豪雨で球磨川が氾濫(はんらん)し、多くの人が住まいを失った地域だ。当日は、新型コロナの感染防止対策をしたサンタたちが全500戸を訪問し、一人一人にプレゼントを手渡しする予定という。
クリスマスの仮設住宅訪問は今年で6回目。12月に入っても現地でプレゼントを配るボランティアのサンタと、贈り物が足りていない。コロナ禍で準備が思うように進められなかったためだ。
ボランティアのサンタは定員…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル