大阪府警は19日、追突事故を起こした大阪市平野区の会社員男性(21)を無免許運転と誤認して道路交通法違反(無免許)容疑で現行犯逮捕し、1時間後に釈放したと発表した。男性は免許停止の処分を受けていたが、手続き上、処分の効力が生じる前で、男性の免許は有効だったという。
羽曳野署によると、7月中旬、90日間の免許停止処分を男性に郵送で通知し、出頭を求めていたが、男性は出頭しておらず、処分は執行前だった。追突事故の現場から、同署の巡査部長(55)が、男性の免許を照会した際に、別の巡査部長(39)が免許停止中と誤認したという。若部浩之副署長は「指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル