福岡県警博多署は12日、久留米市津福本町のアルバイト岡田優也容疑者(25)を大麻取締法違反(所持、栽培)の疑いで逮捕し発表した。容疑を認めている。
署によると、岡田容疑者は2月上旬ごろから、当時住んでいた福岡市博多区のアパート一室で大麻草25株を栽培し、大麻成分を含む乾燥植物片約115グラムなどを所持した疑いがある。
5月10日、建設会社で働く岡田容疑者の無断欠勤を心配し、上司の男性と両親が自宅を訪ねた。本人は不在だったが、3人はすぐに異変に気づいたという。
リビングの机や棚にプラスチックの食品保存容器や、大麻草とみられる葉が並べられていた。栽培中の植木鉢も五つ以上あった。上司の110番通報で駆けつけた警察官が確認。その後、植物の鑑定や調べを進めていた。
岡田容疑者は「自分で使うために大麻草を育て、乾燥させていた」という趣旨の供述をしているといい、苗の入手経路を調べている。(太田悠斗、西岡矩毅)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル