2020年7月の豪雨で氾濫(はんらん)した球磨川水系の治水対策を定める河川整備計画の策定について、熊本県の蒲島郁夫知事は4日の記者会見で、市民団体が求めていた住民説明会を行わない考えを明らかにした。住民との対話は続けていくとした上で、「スピード感が求められている」と述べた。
河川整備計画は、球磨川の支流・川辺川に建設を計画している流水型ダムを核とするもので、国と県が今年4月に原案を作成し、公聴会などを経て今月1日に計画案を公表した。
これに対し、流域住民らでつ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル