深刻な特殊詐欺の被害を受け、警視庁と埼玉、千葉、神奈川の3県警は17日、事件への関与が疑われる10人の画像を一斉に公開した。各警察は特殊詐欺の容疑者の画像を公開しているが、警察庁によると、一斉公開するのは初めて。
今回は警察庁のウェブサイト(https://www.npa.go.jp/bureau/sosikihanzai/bouryokudan/kokaisosa.html)にも掲載。「より多くの人の目に触れることで、早期検挙と被害防止を図りたい」として情報提供を呼びかけている。
公開したのは現金を引き出す「出し子」とされる8人と、だました被害者からキャッシュカードを受け取る「受け子」とされる2人で、警察庁と各警察が調整して選定した。ATMの防犯カメラなどの画像で、顔や容姿などから未成年ではないと判断したという。いずれも身元は特定できていない。関わったとされる事件の内容は各警察のサイトで閲覧できる。
今回の一斉公開は、深刻な被…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル