田渕紫織
秋分の日の23日、約35万株の真っ赤なヒガンバナが、東京都の府中市郷土の森博物館の敷地内で見頃を迎えた。同館は2週間前から、ヒガンバナの別名を冠した「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)まつり」を始めていたが、「猛暑でなかなか咲かず、しのびなかった」と担当者。気温が下がった22日から一気に開花したといい、月末までは見頃が続く見通し。
訪れた調布市の自営業金子伊佐子さん(64)は「丸い姿もユリのような花びらも、きれい」。今夏について「40度近い気温にもゲリラ豪雨にも驚かなくなり、『特別』が『特別』でなくなった夏でした」と振り返った。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル