新型コロナウイルスの影響で運動会の姿も様変わりしている。文部科学省が「できるだけ実施を」と呼びかけるなか、密集を避けるために競技の内容を工夫するなど現場は「新しい様式」の模索を続けている。
10月の平日午前。名古屋市立弥富小学校(瑞穂区)の運動場に5~6年生が姿を見せた。
全校児童は約760人。全学年とその保護者らが一斉に集まれば「密」になるため、運動会は3日間・2学年ごとの「分散開催」に。保護者は学年ごとの入れ替え制とし、参観場所も学級ごとに指定、入場前に手指消毒もする。他学年は教室で通常授業だ。
学校側は運動会について「コロナ禍で、どんな形なら楽しくてワクワクする行事ができるか」と春以降、何度も協議を重ねてきた。
青木香織校長は一斉休校明けの様子を振り返る。
「友達と思う存分ふれあえない…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル