大津市の「琵琶湖ホテル」内にある直営レストランで、最大で約1カ月消費期限が切れていたパンを提供していたことが、関係者への取材でわかった。ホテルを運営する京阪ホテルズ&リゾーツが10日午後、会見して明らかにする。
同社は5日、朝日新聞の取材に対し、消費期限切れのパンを提供したことを否定。その後の再調査で判明したとみられる。
関係者によると、提供していたのは、1月2日が消費期限だったパン。レストラン「ザ・ガーデン」で、朝食と夕食のビュッフェで1月3日~2月5日ごろまで提供していたという。
関係者は、年末の客を見込んで多めに仕入れたものと証言。「もったいない」「冷凍していれば問題ない」などとして提供が続けられたと取材に明かした。
消費者庁のホームページなどによると、「消費期限」は年月日で表示され、その日付を過ぎると食べない方がよいとされる。おいしく食べられる期限を示す「賞味期限」とは異なる。(安藤仙一朗、奥平真也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル