名古屋市天白区の名城大天白キャンパスの研究室で男性准教授(40)がはさみで刺され負傷した事件で、室内の異変に気付いた人が、殺人未遂容疑で逮捕された自称、名城大理工学部3年の野原康佑容疑者(22)を制止し、その隙に准教授が襲撃から逃れていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。准教授は首を数カ所刺されたが、命に別条はなかった。
捜査関係者によると、野原容疑者は「リポートの提出期限を守れなかったことを謝罪に行ったが、叱責されてかっとなり刺した」と供述しているといい、愛知県警天白署が動機などを調べる。
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