今年で25回目を迎える全国高校女子硬式野球選手権大会(7月24日開幕)の決勝が初めて阪神甲子園球場で開催される。大会に出場する岐阜第一(岐阜県本巣市)の二塁手、田嶌羽咲(つばさ)選手(17)は、ある思いを胸に高校球児たちの「聖地」を目指している。
「羽咲も野球やらん?」
田嶌選手の野球人生は、幼なじみの男の子の一言から始まった。声をかけたのは、市和歌山の松川虎生(こう)主将(17)だ。
0歳のころから、大阪府阪南…
この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。
残り:1099文字/全文:1311文字
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル