東京ディズニーランド(TDL)で着ぐるみを着てパレードなどに出演していた契約社員の30代の女性が「過重労働をさせられ、体を壊した」などとして、運営会社のオリエンタルランドに約385万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、千葉地裁であった。岡山忠広裁判長は、女性の請求を棄却した。
訴状などによると、女性は2015年に入社後、TDLで重さ10~30キロの着ぐるみを着てショーなどに出演。17年に神経や血流の障害で痛みが出る「胸郭出口症候群」を発症した。同年8月に労災認定を受けたとし「運営会社が安全配慮義務を怠ったため、体を壊した」と訴えていた。(マハール有仁州)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル