「おばあちゃんからマスクが届いたので早速付けてみました」「感想は前が見えません」――。アイドル活動の傍ら、学童保育で働く千葉市の三浦萌夏さん(19)が5月末、ツイッターにこんな投稿をした。
船橋市に住む祖母の上野弘子さん(72)から届いた封筒。中には、青い星柄のガーゼ生地の手作りマスクが1枚。だが、顔全体が隠れるほどの特大サイズだった。実際に顔を覆った写真付きで投稿すると「(マスクの大きさは)愛の大きさ」など約260のコメントが付き、テレビ局からも取材があった。
萌夏さんは、新型コロナの影響で子どもと接する時間が延びていたが、マスクが手に入りにくく困っていた。そこに突然届いたのが祖母の手作りマスクだ。
弘子さんは手元に布地があったため、「孫のために作ってみた」という。「あごまで隠れればいいかと。大きいかな、とも思わなかった」(真田香菜子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル