近畿中部では日本海側から小さな雪雲が流れ込んで、兵庫県内など所々で雪や雨が降っています。
神戸地方気象台は先ほど、昨日2月5日(水)に初雪を観測したと発表しました。平年より53日遅初雪で、観測史上最も遅い記録を更新しています。
市街地での積雪のおそれはありませんが、6日(木)も天気の急変に注意が必要です。
神戸では今年2月3日から目視観測が自動化
一部を除く全国の地方気象台では、今年2月3日までに目視観測が自動化されました。これにより「初雪」の観測も自動判別になっていて、神戸では自動観測となって以降で初めての初雪発表となります。
降水があった場合の降水種別(雨、雪、みぞれ)は、気温と湿度の観測値から判別する方法がとられています。神戸では気温が3℃台にまで下がっていて、日付が変わる前からごく弱い降水が観測されていました。
気象庁によると、従来の人の目視による観測と違って連続的な観測が可能となったため、自動観測になると「初雪」は早くなる傾向とのことです。なお平年値は自動観測用の平年値に更新されています。
一方、昨冬の観測は目視観測であったため、「昨季より39日遅い観測」ではあるものの単純な比較は出来ません。
急な雨や雪に注意
今日雪を降らせた雪雲はそれぞれがとても小さいため、雪が降っても一時的で、市街地では積雪の心配はありません。
6日(木)も西日本の各地ではこの小さな雲により、晴れていても急に雨や雪、あられが降る可能性があります。空模様の変化にご注意ください。
ウェザーニュース
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