幼少期の抑圧の反動は大人になって出てくる?子供に対する親の“禁止行為”が逆効果になるという説がネット上で話題になっている。
それはR A Pさん(@rap_)の投稿で、「幼少時に炭酸ジュースを禁止されて育った嫁は買い物のたびに必ず炭酸ジュースを買うし、アイスも禁止されてたからアイスは絶対買うし、練り物も禁止されていたので練り物も必ず買うし、餅とあんこばかり食わされていたせいで餅とあんこは絶対食べないので、世の中のお母様達はマジ気をつけてください」というもの。幼少期に禁止事項を多く与えられた妻にその反動が出ているというのだ。
この投稿には、「オーガニック志向の叔母に育てられたいとこは、大人になったらほぼファーストフードが主食で、お菓子ばかり食べています」「キャラクター玩具や文具を頑なに買ってもらえなかった私は(おもちゃメーカー)に就職しましたよ!」「だから自分は酒を買うのか…」などと共感する声が殺到。しかし、逆に「大人になったらアホほどコーラのんだろ!と思ってました。が長年の味覚、習慣は恐ろしくお菓子はお煎餅系、炭酸月1」と当時の習慣が抜けないという声も上がっている。
なお、R A Pさん自身は妻とは逆に学生時代毎日のように食べていたアジの干物が大好きだとのこと。しかし「まだ子供はいませんが将来的には、炭酸を含めて選択肢をできるだけ広めてあげたいと考えています。特に本を沢山選ばせてあげたい」と、将来子どもができた際には幅広い選択肢を与えたいと語っている。
このニュースを受け、明星大学准教授の藤井靖氏は「ツァイガルニク効果というものがあり、それは自分がやりたいことが中途半端になってしまうと心に強く残るというもの。それを後で取り返そうということは往々にしてある」とコメント。「禁止自体が目的にならない方がいい、時にルールが緩い時があってもいい。自分で自制できるようになることが目的なので、厳しく決めたルールを守るというよりも、適度に欲求を満たした方が後から一気に反動が来るということはなくなると思う」と見解を示していた。
(けやきヒルズ/ABEMAより)
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