長屋護
「恐竜王国」にふさわしい県都の玄関口にしようと、JR福井駅東口に2体、西口に1体の恐竜のロボットやモニュメントが新たに設置され、15日、お披露目式があった。駅前の再開発エリアでは、県内初の外資系ホテルも同日開業。16日の北陸新幹線の福井開業を迎える。
東口にトリケラトプス(台座を含む高さ7・6メートル、全長8・1メートル)の親子、西口にはティラノサウルス(同5・6メートル、全長12メートル)が設置された。さらに今秋までにスピノサウルス類のスコミムスを設置する計画もある。
西口では、名称が福井由来のフクイティタンなど3体を2015年の新幹線金沢開業に合わせて設置。今回は「恐竜拡大プロジェクト」を銘打ち、西口を県、東口を福井市が担当し、壁画や「恐竜博士」が座るベンチなども増やしてきた。
恐竜のコンテンツは、この日開業した「コートヤード・バイ・マリオット福井」を含む日本・グアム担当のヴァイスプレジデント、カール・ハドソン氏も「県立恐竜博物館(勝山市)だけで十分に海外の観光客を多数ひき付ける魅力がある」と評価。総支配人の千代間淳氏は「開業当初は、国内の予約が中心。海外は4月からで、9月の予約の引き合いもある」と話している。(長屋護)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル