福岡県警は1日、県警大牟田署生活安全課の非常勤職員加藤大喜容疑者(36)を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで緊急逮捕し、発表した。容疑を認めている。
監察官室によると、加藤容疑者は7月下旬ごろから今月1日までの間、県内などで覚醒剤を使用した疑い。同日、同県筑後市内の自宅で任意の尿検査を受け、陽性反応があった。
今年に入り、外部から県警に情報が寄せられ、内偵捜査をしていた。県警は覚醒剤の入手経路を調べる方針。
加藤容疑者は昨年4月、特殊業務用船舶職員として採用され、同課密漁係に所属し、有明海の密漁を捜査する船舶の操縦や点検を担っていた。
監察官室の桐原哲夫首席監察官は「警察職員としてあるまじき行為。事実関係を明らかにし、厳正に対処する」とコメントした。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル