東京電力福島第1原発事故で全町避難が唯一続く福島県双葉町のJR常磐線双葉駅周辺など一部地区について、国が来年3月4日に避難指示を解除する方向で地元と最終調整していることが19日分かった。地元関係者が明らかにした。
第1原発は双葉町と、ことし4月に避難指示が一部で解除された大熊町に立地。県内で全域避難が続く自治体は双葉町だけだった。解除は限定的な地域が対象ですぐに住民帰還が始まるわけではないが、双葉町の復興に向けた第一歩となる。
大熊町の大野駅周辺など一部地区も、国が3月5日に避難指示を解除する方向で調整している。
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