カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、衆院議員の秋元司被告(48)に計約760万円相当の賄賂を贈ったとして贈賄罪に問われた中国企業の元顧問2人に対する判決公判が12日、東京地裁であった。丹羽敏彦裁判長は紺野昌彦被告(49)に懲役2年執行猶予3年(求刑懲役2年)、仲里勝憲被告(48)に懲役1年10カ月執行猶予3年(求刑懲役1年10カ月)を言い渡した。
収賄罪に問われた秋元議員は無罪を主張する方針。事件に関連し、組織犯罪処罰法違反(証人買収)罪でも起訴されており、初公判の日程は決まっていない。
判決は、秋元議員に対する接待旅行を「ぜいを尽くした露骨な接待」「至れり尽くせりの特別待遇」と認定。IR事業に対する「職務の公正と社会の信頼」を損ねたとし、「強い非難に値する」と指摘した。
一方、秋元議員らが贈賄側にう…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル