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コロナで厳しい状況が続く店や施設がオリジナルのかき氷で集客イベントを開きました。飲食店だけでなく、生花店や農園も参加、どんなかき氷が出てくるのでしょうか。 暑い夏に食べたくなるのが、かき氷。前橋市にある居酒屋さんでは、先月からかき氷を出して人気になっています。群馬県産のメロン半分を贅沢に使った「贅沢メロンミルク」。かき氷を始めたきっかけは…。
かき氷フェスに参加、肉とワインのイタリアン酒場more・藤井杏介さん:「前橋市を盛り上げられるならこういう状況なので」
実はこちら、前橋市の市民グループが始めた街おこしイベントです。今年は新型コロナウイルスの影響で様々な企業で売り上げが悪化。「暑い群馬をかき氷で盛り上げたい」と、現在までに県内27店舗が参加しています。なかにはこんな業種の店でも…。ブルーベリーや栗など、収穫体験ができる観光農園でもここでしか食べられないオリジナルかき氷が。こちらではカフェを併設していて、イベントに参加しました。天然氷の上に農園で取れた新鮮なブルーベリーを使った自家製ミルクソースをたっぷり掛けたかき氷です。
さらに、伊勢崎市では生花店でかき氷…。こちらの店では新型コロナウイルスの影響で冠婚葬祭が激減したため、売り上げが大幅にダウン。オーナーが食品衛生管理者の資格を持っていたため、6月からかき氷店を始めていました。そこに、このイベントを知り、途中から参加しました。こちらのかき氷は特殊な機械で作っていて、きめの細かいふわふわな雪のようなな氷は溶けにくく、テイクアウトのみの販売をしているということです。
このかき氷イベントを企画した実行委員長は、さらなるプランを練っています。
かき氷FES2020・須田耕司実行委員長:「群馬県で食品製造をやられているメーカーさんというのが何社かあるんですね。フードロスというかどうしても捨ててしまうという原材料をかき氷のフレーバーにしていくというような」
また、今後は群馬に来なければ食べられないような食品作りを考えているということです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース