新型コロナウイルス感染拡大の「第7波」が続くなか、行動制限のないお盆を迎える。交通各社が発表した予約状況からは利用者増が見込まれており、特に高速道路では多数の渋滞発生が予想される。渋滞時の運転のポイントを中日本高速道路(NEXCO中日本)の「ドライブアドバイザー」に聞いた。
東名高速や名神高速、東海北陸自動車道などを管轄する中日本高速道路によると、11、13、14日に、多くの渋滞が発生する。10キロ以上の渋滞回数は上下線で計123回と予想され、昨年の実績と比べて計86回多くなるという。
11日には、東名高速下りの秦野中井インターチェンジ(IC)付近で午前0時に35キロ、午前8時ごろに45キロ。中央自動車道下りの相模湖IC付近で午前5時ごろに45キロを予想する。
上りでは、東名高速の綾瀬スマートインターチェンジ付近で、13日午後4時ごろに30キロ、14日午後3時ごろに50キロ。中央自動車道の小仏トンネル付近で13日と14日の午後4時ごろにそれぞれ30キロの渋滞が予測されている。
昨夏と異なり、まん延防止等重点措置などが発出されておらず、行動制限がないため、多くの利用が見込まれるという。
同社社員で、名古屋支社で「高速道路ドライブアドバイザー」として渋滞予測の情報提供などをしている林修平さん(38)は、「交通量は回復傾向にあり、昨年の年末年始はコロナ前の9割ほどだった」と話す。
同社のホームページでは、日…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル