17日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)では、大津市の交差点で昨年5月、保育園児らの列に車が突っ込み、16人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた新立文子被告(53)の大津地裁(大西直樹裁判長)で開かれた公判で、予定されていた判決の言い渡しが延期となったことを報じた。
被告側が起訴内容について主張を変えたため、大西裁判長が判決言い渡しの延期を決定する異例の事態となった。被告はこれまでの公判で起訴内容を認め、検察側は禁錮5年6月を求刑していたが、審理再開後に主張を一転。「直進車にも過失がある」と述べたほか、併合審理されていたストーカー規制法違反罪の起訴内容についても争う趣旨を示した。このため、地裁は量刑に影響する可能性があるとして審理の延長を決定。次回期日は未定となっている。
今回の事態にコメンテーターの立川志らくは、併合審理されていたストーカー規制法違反罪も争う姿勢をみせたことに「たちが悪いですよね。こんなの裁判の時にちゃんと言っておけばいいだけのこと」と指摘した。
その上で「もちろん言いたい事あるだろうけど、それは裁判で言って罪を償って亡くなった人を弔うのが人としてのあり方なのに、ここに来て自分の主張をし始めるのは、そういう人だから、こういうことになったのかなって」とコメントしていた。
報知新聞社
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