東京五輪の聖火リレーは3日、岐阜県に入った。旧中山道の宿場町「馬籠宿」=中津川市=をスタートし、1日目のゴールとなるJR高山駅=高山市=まで6区間、約12キロを74人のランナーが聖火をつないだ。
第1走者は恵那市にある日本大正村の3代目村長を務める俳優の竹下景子さん(67)。サポートランナーや東濃歌舞伎中津川保存会に所属する小学生らに見送られてスタートし、石畳の上を笑顔で駆け抜けた。
走り終わった竹下さんは「温かい声援が力になりました。東北地方の復興への思いをつなぐ意味も込めて走りました。岐阜県の魅力が世界に伝わるといいですね」と話した。
聖火リレーはこの後、4日=岐阜県、5・6日=愛知県、7・8日=三重県と東海3県を巡る。(松永佳伸)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル