第7回アフリカ開発会議(TICAD)は28日、54か国の首脳らが参加、横浜市で3日間の予定で始まった。会場では朝一番で、2025年日本国際博覧会(万博)のPRイベントが行われている。
万博関係者は、アフリカを重要視している。PRイベントでは日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長が「2025年の大阪・関西万博の誘致に当たっては、アフリカの国々が日本を強力にサポートして下さいました。日本が当選できた背景にはアフリカの国々のサポートがあります」と挨拶した。
大阪が勝利した昨年の万博招致レースで、勝敗の鍵を握ったのは大票田、アフリカ各国の動向だった。そして、開催が決まった今、その期待に応える用意があることを、この場でPRする必要があるという。
万博事務局担当者は「アフリカ諸国は(国連が提唱する)SDGs(持続可能な開発目標)に向けて貢献する、という大阪万博に対して、誘致の段階から大変な関心を持っている」「そういうことを発信することによって、大阪万博に出展したいという気持ちを高めていきたい」と語った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース