外務省は29日、沖縄県の米海兵隊基地キャンプ・ハンセン所属の米軍関係者で新型コロナウイルスに感染した約半数を、オミクロン株の感染者と認定した、と発表した。米側がデルタ株による感染かどうか検査した結果、47%が違った。日米が協議し、これらの陽性者はオミクロン株による感染と見なして対応することを決めたという。米側はゲノム解析を進めている。
同基地の新型コロナの陽性者は29日午前の時点で272人いる。外務省は、米側が何人を検査したかなど具体的な人数については、「米側との協議により、公表できない」としている。
同基地を含むすべての在日米軍基地では、兵士たちが米国を出国時に新型コロナの検査を行っていなかったことが明らかになっている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル