杉山圭子 森治文
米軍横田基地(東京都福生市など)で22日、地元農家の人らが育てた野菜などを基地関係者に販売する「横田ファーマーズマーケット」が初めて開かれた。購入できるのは基地関係者のみだが、会場内の様子が報道陣に公開された。
会場には、農家や飲食店など計25の事業者がブースを出展。野菜や果物の売り場はあちこちで人だかりができた。
立川市で農園を営む小山三佐男さん(47)は「基地内では新鮮な野菜が手に入りにくいらしく、レタスやラディッシュなど生で食べられる野菜や自家製ドレッシングが予想以上に売れました」。武蔵村山市の生産者、荒幡善政さん(55)は「国内の催しではさほど人気のない唐辛子がよく売れるなど、日米の違いも実感できた。異文化交流のいい機会にもなります」と話した。
地元市長らの受け止めは
会場には福生市の加藤育男市…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル