太平洋戦争末期に沖縄で戦死した男性の日章旗が、約80年を経て埼玉県秩父市の遺族の元にかえってきた。米国兵が持ち帰って保存していたとみられ、遺族は「額に入れて飾っておきたい」と話している。
日章旗のもとの持ち主は、関根彰さん。1941年8月に招集された。
関根さんは、同市内にあった当時の勤務先の同僚66人の署名が入った日章旗を携え満州へ。その後、フィリピンを経て沖縄で本島警備にあたり、45年6月に戦死した。33歳だった。
日章旗は、沖縄で従軍していた米国兵が持ち帰ったとみられる。
この旗について、戦時中の遺…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル