群馬県長野原町の川原湯温泉の共同浴場「王湯」で20日早朝、地域の繁栄と無病息災を祈願する「湯かけ祭り」が開催され、極寒の中、ふんどし姿の若者らが威勢良く湯をかけ合った。
紅白の組に分かれた60人の男たちが「お祝いだ」と叫びながら一斉にお互いに湯をかけた。合戦は次第に熱気を増し、見物客にもしぶきがかかった。
祭りに15年以上参加しているという同町の自営業大矢大介さん(39)は「活気があった。今年も無事に終えられて良かった」と話した。
川原湯温泉協会によると、約400年前、突然枯れてしまった源泉にニワトリをささげるとお湯が噴き出したことが起源とされる。
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