将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦が6月24日に行われ、羽生善治九段(48)が佐々木大地五段(24)を108手で下した。準決勝では、豊島将之名人(29)と渡辺明二冠(35)の勝者と対戦することが決まった。
羽生九段は、昨年最多勝の若手成長株・佐々木五段に対し、午前10時からの対局でじっくりとした将棋を展開。最終盤を優勢で迎えたが、粘る佐々木五段を振り切れず、お互い5時間の持ち時間を使い切り、1分将棋になっていた午後9時33分、141手で千日手・指し直しとなった。
午後10時3分から指し直し局(持ち時間1時間)で後手番に回った羽生九段だが、今度は一転して、早々に激しい戦いが繰り広げられる将棋に。積極果敢に切り込む姿勢を貫き通し、終局時間は翌25日の午前0時44分と、日をまたいだ勝負に決着をつけた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース