能登半島地震について、政府の地震調査委員会は15日、定例会を開き、半島沿岸で確認されていた複数の活断層が連動した可能性が高いとする見解を示した。
マグニチュード7・6の地震について、地震調査委は2日の臨時会で、主に南東傾斜の逆断層で長さは150キロ程度と推定した。
この時は、既知の活断層との関係は「不明」としていたが、その後の余震の解析で、能登半島の西方沖から北方沖、北東沖にかけて確認されていた複数の活断層が連動した可能性が高いと評価した。
また、北東の佐渡島西方沖で確認されていた活断層についても、一部が動いた可能性が考えられるとした。
委員長「もう少し早く評価できていれば…」
これらの活断層は、研究機関…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル