JR西日本は広島県東広島市内で、サイズの異なる2台のバスを自動運転で隊列走行させる実証実験を続けている。昨年11月に始まった国内初の試みだ。1月10日からはバス路線で一般向けの試乗会も始まり、記者も乗り心地を体験した。
【動画】広島県内の公道で、自動運転の連節バスの試乗会が始まった
実験は、市中心部のJR西条駅から広島大学東広島キャンパスを結ぶ公道で行われている。運行するのは、通常より長い車体に多くの乗客を乗せられる「連節バス」。自動運転で走る区間は緩いカーブの3・2キロで、このうち1・5キロの区間では別の自動運転バスと隊列を組んで走る。
これまで乗客は乗せてこなかったが、10日の初回の試乗会には記者を含む約20人の報道陣がバスに乗り込んだ。急発進や急ブレーキに備えてヘルメットをかぶって乗車した。
出発点は広島大学東広島キャ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル