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菅官房長官が7割以上の票を獲得する圧勝で自民党の新総裁に決まりました。 自民党・菅義偉新総裁の誕生です。
自民党・菅義偉新総裁:「私自身のすべてを傾注して、この日本のために、そして国民のために働くことをお誓いをして私のあいさつさせて頂きます。ありがとうございました!」
沸き上がる拍手に応え、大きく手を振った菅新総裁。今回の票を議員票と地方票に分けて見ていくと、議員票は菅官房長官288票、岸田文雄政調会長79票、石破茂元幹事長26票。地方票は菅官房長官89票、岸田政調会長10票、石破幹事長42票。他2名の候補者に大差を付ける圧勝でしたが、一方で議員票が20票ほど事前の読みよりも少なかったとの指摘も。これは何を意味するのか。
安倍前総裁:「さあ皆さん、菅義偉新総裁を先頭にコロナ禍を乗り越えて、輝く日本を築き上げていこうではありませんか」
安倍前総裁からのたすきを引き継いだ菅新総裁。一方、敗れた岸田政調会長は…。
自民党・岸田文雄政調会長:「私の実力不足であった。きょうから総理総裁を目指して次の歩みを進めていきたいと思います」
早くも来年の総裁選出馬を示唆。また、厳しい戦いとなった石破元幹事長は…。
石破茂元幹事長:「厳しいなかで、『石破』って書いて頂ける。それはありがたいことですね。できれば、きちんとした選挙期間があってほしかった」
そして、新総裁が決まったことで永田町のもっぱらの関心は「人事」です。自民党内の重要ポストはもちろん。新たな閣僚の顔ぶれは。自身が無派閥の菅総裁だからこそ、その采配に注目が集まっています
自民党・菅義偉新総裁:「改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人を中心に進めたい」
さらに…。
麻生財務大臣:「下手したらすぐかもしれない。タイミングというのは極めて大事です」
果たして、早期の解散はあるのかも関心事の1つ。14日午後、初めて総裁の椅子に座った菅新総裁。
その視線の先にはどんな考えがあるのでしょうか。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース