滋賀県警東近江署は7日、市内在住の女性(65)が、宇宙ステーションに勤務している外国人を装った人物に現金約440万円をだまし取られたと発表した。ロマンス詐欺とみて捜査している。
署によると、女性は6月28日、SNSでロシア人の宇宙飛行士と名乗る男と知り合った。男から「私が日本に着いたら結婚してくれませんか」「千回言っても伝わらないけど言い続ける。愛している」などとメッセージが届くようになったという。
男が勤務するという宇宙開発機関から、男が地球に戻るためのロケット費用や、日本への着陸料などの名目で現金を要求され、女性は9月までに約440万円を指定された複数の口座に振り込んだ。次々に現金を要求されて不審に思った女性が署に相談し、発覚したという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル