暦の上では冬の始まりですが、関東から九州の平野部ではこれからが秋本番。都心のイチョウも色付き始めました。今週末は紅葉狩りがおススメです。
立冬のきょうは、北海道のあちらこちらから初雪の便り、関東でも初冠雪の便りが届くなど、暦らしく冬の始まりを感じます。しかし、関東から九州の平野部ではこれからが秋本番です。この週末は、関東から九州にかけて太平洋側では広く晴れる見込みです。紅葉狩りにも最適な陽気になりそうです。
今週は朝晩の冷え込みが一層強くなり、都心でも朝の最低気温が10度を下回る日が多くなりました。tenki.jpの『紅葉見ごろ情報2019』によると、11月8日現在、東北では見ごろを過ぎている所もありますが、関東から九州では標高の高い所を中心に紅葉のピークを迎えています。そしていよいよ平野部でも紅葉が色付き始めている所が多くなってきました。写真は東京・清麿呂公園のイチョウの標本木です。まだ緑色が目立ちますが、日の当たる上の部分などは黄色く色付き始めています。
tenki.jpでは、全国の紅葉の名所に関する情報を紹介しています。ぜひ週末の行楽のお出かけの参考にしてください。なお、紅葉の見ごろ予想はカエデを対象にしています。イチョウなどは、カエデと色付く時期が異なります。
9日(土)の天気
気になる週末の天気ですが、あす9日(土)は、寒気の影響が続く北陸を中心に雨が降りますが、その他の地域では晴れる所が多いでしょう。青空の下、紅葉狩りが楽しめそうです。
10日(日)の天気
10日(日)は強い寒気もようやく抜けて、北陸など日本海側にも日差しが戻るでしょう。全国的に晴れる見込みです。どこへ行ってもお天気を気にせず、行楽が楽しめそうです。9日(土)、10日(日)ともに日中の最高気温は、関東や北陸は20度に届きませんが、日差しの温もりを感じられそうです。東海から九州は20度以上の所が多く、日中は上着がなくても過ごせるでしょう。ただ、朝晩はグッと冷えて、10度を下回る所もありますので、調節しやすい上着やストールなど、寒さ対策をしてお出かけください。
日本気象協会 本社 小野 聡子
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