京都市東山区の八坂神社で2日、節分祭が始まった。花街の芸舞妓(げいまいこ)や年男、年女たちが、境内の舞殿から豆をまいて1年の無病息災を祈った。
京都五花街のうち、先斗町と宮川町の芸舞妓が舞台で舞を奉納した後、太鼓の合図とともに子年(ね)生まれの男女と福豆入りの小袋をまいた。
新型コロナウイルスの影響で、集まった大勢の人の中にはマスク姿も目立った。愛知県北名古屋市から日帰りバスツアーで来た岸田京子さん(71)は「新型ウイルスは心配。福豆をもらえたので今年1年、健康で過ごせればいいですね」。3日も午後1時に祇園甲部、同3時に祇園東の芸舞妓らによる豆まきがある。(佐藤秀男)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル