菅義偉(すが・よしひで)官房長官は25日午前の記者会見で、安倍晋三首相とイランのロウハニ大統領との首脳会談について「全体として中東地域の緊張の緩和と情勢の安定化に向け、両首脳間で大変有意義で率直な意見交換が行われた」と評価した。
菅氏は首脳会談の中で首相がサウジアラビアの石油施設への攻撃について「(イエメンの親イラン武装組織)フーシ派による攻撃との見方を疑う指摘が数多く出ている」と言及した理由について「米国やイギリス、ドイツ、フランスの反応を踏まえての言及だ」と説明した。
その上で、サウジの石油施設への攻撃にイランが関与していると米国などが指摘していることについて「関係国と連携しつつ情報収集や分析をしているところであり、現時点においてはコメントは控えたい」と述べるにとどめた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース