東京・池袋のホテルで9月、袋に入った30代女性の遺体が見つかった事件で、SNSで知り合った初対面のこの女性から依頼を受けて殺したとして、嘱託殺人の罪に問われた埼玉県入間市の大学生、北島瑞樹被告(22)の初公判が2日、東京地裁であった。北島被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告は教員試験に失敗して自暴自棄になっていた7月中旬、SNS上で多くの人が「自殺したい」と投稿していることを知り、試しに「殺してあげましょうか」とツイッターでメッセージを送ったと指摘。多くの人は拒んだが、「お願いします」と応じる人もいて、被害者の他に2人と日時まで調整していたと説明した。
検察側によると、被告は9月1…
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル