どの会社で仕事をするかを立候補で決める。午前と午後で別の会社に行くことも。そんな社員を「シェアード社員」と名付けている企業がある。今春、名古屋出身の若者2人が入社した。どんな働き方なのか。
「企業と働き手の新しい関係です」。ユナイトアンドグロウ(UG、本社・東京)の須田騎一朗社長(56)は言う。2005年創業で、情報システムの構築などができる人材を、シェアード社員として企業にタイムシェア(時間貸し)している。
シェアード社員はUGの正社員。派遣契約ではなく準委任契約で企業に出向く。担当する企業や仕事内容は基本的に立候補制で決める。一つの企業を数人のチームで担当。得意分野や時間の空き具合でメンバーが入れ替わることも、1人が午前と午後で別の企業で働くこともあるという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル